経緯
私がこの子達の存在を知り、活動を始める決意をしてから現在までの経緯をまとめてみました。詳細については、日記をご覧下さい。
(発見から保護を決断、状況調査まで)
昨年夏頃、このネコ屋敷の近所に住む親戚から、初めてネコ屋敷の存在を聞き、ご近所中が多大な迷惑を被っている事を知りました。
しかし...倉庫とはいえ民家...、しかも一人でどうしようと迷った結果、そのまま月日が流れてしまいました。
秋頃、ご飯を持って、10センチほど開いた倉庫のシャッターから、ご飯を入れると、中から黒猫が3匹、顔を出しました。その姿は想像以上に元気そうで、安心できました。

しかし今年の大雪はシャッターが埋まるのでは??と不安になるほどでした。
友人に相談し『保護』を決め、2月17日私たちはシャッターを開けました。
そこは、不衛生でものすごい悪臭が漂っていました。
壁から針金がたくさん出て、バランス悪く積まれた家具や使っていない日用品で、倉庫はごった返し、その中に数枚の毛布と、ご飯のお皿が2枚置いてありました。
倉庫には右側に扉があり、その扉の中にも荷物が山積み状態です!!その中に猫たちは隠れていました。一体、ここには何匹いるんだろう....。
数を確認して行くと、この日、目に病気がある子猫を入れて8匹確認が出来ました。

早速、隣の方に事情を伺いたく訪ね、『猫たちの保護をしたい』と申し出ると、ドアを開けていただけ、『とても迷惑をしている!!保護をして頂けるなら、詳しい人を紹介する!』とご近所のKさん宅へ案内をしてもらえました。
Kさんも『迷惑をしているが私ではわからない、詳しいあの家の向かいのNさんに聞いたらいい!!』と、いうことでNさん宅へ...。
しかし、ここでも詳細はつかめず、皆さんから伺った事をまとめると....『飼い主はわからない。以前ここに住んでいた方は2人とも現在病院に入院をしている。詳細はこの猫たちにご飯をあげている女性の方が知っている!!そして、夕方やってくる..。担当は動物管理センターSさん』だという事がようやく解りました。
この時点で、既に長くかかりそうな気配が漂っていました。

後日、動物管理センターに電話したところ、Sさんは不在でしたが、翌日、Sさんより電話をいただき、Kさんがご飯をあげている女性を説得してくださり、保護の承諾を得た事、私と連絡をとりたいとおっしゃっているという事がわかり、事は急展開を致しました。
翌日、Kさんからお電話をいただき、町内会長さんと相談して、倉庫の持ち主さんとこれから話をつけようと思っていると伺い、そのご協力に感謝いたしました。
倉庫とはいえ、民家にいる以上所有権が発生し、誰のネコかもわからない..
そして、処分も出来ずに数年がたち、猫たちは数を増やし、毎年事故が起こるたびに掃除をし、庭や玄関を荒らされ、本当にご近所の方達は困っています。
何よりこの状態で生活を余儀なくされているこの子たちは、車の通りの多いところで、寒さに耐えながら生活をして来ているのです。

何故こんな状態になったのか...。その疑問が残ります。
そして、3月6日に町内会長さんから電話をいただき、全てが解りました。
町内会長はこの倉庫の持ち主の方と話した結果、この猫たちは最初数匹が住着き、女性の方がご飯をあげるので繁殖をし、自分も猫が好きなため、そのままにしていた...。だから誰の猫でもない。保護をして頂けるなら、してほしい!!
何故猫好きでこの状態で放置ができたのか!!本当に疑問です。虐待に値するこの状態で!
そして、何故去年のうちに保護をしなかったか!それを本当に悔やんでいます。

(当事者との協議・決定)
3月12日にこの倉庫の持ち主の方から、初めてご連絡をいただきました。
そして、ご近所の方がどれだけご迷惑だったか...今回初めて知った事、苦情は今までなかった事などをお話ししてくださいました。
色々お話を伺い、ご近所の方ともっと話し合いがあれば、こんなことにはならなかったのでは??とお話ししました。
動物管理センターからも連絡を受けていたそうですが、この猫たちは自分たちの猫ではない!ということを、以前からお話ししてあったのですが...とも、おっしゃっていました。
全てどこかで、話が食い違っているようで、私の方から、この状態は『虐待になってしまうんです..』と、お話したところ、ショックを受けていらっしゃいました。

今回ご近所の方も、この倉庫の持ち主の方も、ご飯をあげている方も、この猫たちを見殺しにはできない...!!という気持ちから、ちょっとづつ間違えてしまっていたように思います。
だから私たちが保護をさせていただきたいと申し出ると、こんなに皆さんご協力をいただく事ができ、皆さんの気持ちがひとつになり、全員が『保護』にむけて、動き出したのだと思います。
持ち主の方に、所有権放棄の書類のご記入をお願いすると、気持ちよく承諾を頂きましたが、この地域では、飼い猫ちゃんも随分と外に出しているらしく、保護の際に飼い猫まで保護してしまう可能性があると、伺いました。
万一、飼い猫がいると困るので、保護させて頂いた猫の写真は、全て一度ご近所の町内会の方に見ていただき、その中に飼い猫がいないかどうか、確認をいただく事にしました。
猫が2匹...見当たらないのです!!と、伺ったところ、今日ご飯をあげている方に偶然会って保護の話をした時、先日猫が2匹、子猫ともう1匹亡くなっていたと、言っていましたと聞き....最初に行った時に保護をしていればと、反省と悔やみでいっぱいになりました。
もうすぐ、保護が始まります。全ての猫ちゃんたちが、どうか、暖かい家族と出会えますように.....。

(保護開始から現在まで)
3月19日、保護にチャレンジして参りました!!
しかし、やはり相手は野良猫様です。簡単に捕まえさせて頂く事は....出来ませんでした。
しかも、この倉庫の中には荷物の山、山、山...。 友人が、この荷物の山を『猫』のように、飛び回りましたが、この倉庫の奥の部屋のこれまた、荷物の山の中にすっぽり、隠れてしまい、3時間以上の 格闘はあえなく私たちの惨敗でした。
ある里親募集サイト様のご紹介で、捕獲機をお借りできそうなので、次回は捕獲機とゲージにご飯をおいて、保護が出来るようにしようと言う事になりました。
しかし、この日、子猫、2匹を発見!
子猫の状態が、あまり良くなかったので、親猫も一緒に保護を試みましたが、どうやっても親猫が捕まらず、また、母猫は黒猫なのですが、ここには黒猫が4匹おり、母猫は誰???という状態に陥ってしまいました。
やむなく、子猫2匹(女の子225グラム、男の子210グラム)だけを保護致しました。
子猫たちは伝染性の鼻炎を持っているようなので、かなり心配です。まだ生後10日前後....。死なせる訳にはいきません!!
現在は我が家へ連れてきましたが、ミルクもあまり飲まずおしっこは何とかでるものの、まだうんちはしません。環境の変化を感じているのでしょう,,,。
この子たちの里親募集も始めたいと思います!!

その後、天候や都合が悪く、中々保護に行けなかったのですが、4月3日、小雪の中決行!!
お借りさせて頂いた、捕獲機を持って、お肉をつけて...。
様子を見に行くと、何と、白黒の猫が捕獲機に入っていました!!初捕獲成功!!!!まずは一旦我が家に連れてきました。残り10匹!!(多分)
保護された猫達の治療・育児の経過、幾多の悪戦苦闘については、日記をご覧下さい。

(今後について)
他にお腹の大きい子も発見、預りの準備等もありますが、なるべく早く全ての猫を保護、治療、去勢・避妊し、里親探しをするつもりです。
不足となる治療費等については、仲間内でのカンパ、フリーマーケットでの売上金(すでに3/27 第1回済、次回は5/1を予定)、ご理解いただける方からの支援金で、何とか頑張っていくつもりです。
皆さんのご理解、応援、ご協力が大きな力になりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
尚、支援物資や支援金等の収支報告につきましては、近日中にまとめる予定ですので、もうしばらくお待ちください。